2007年度給付奨学生からのメッセージ



高橋 信行(黒田研 M2)

 この度は応用化学会給付奨学金に御採用頂き本当にありがとうございます。本奨学金へ寄付をしてくださった皆様に深く感謝いたします。また、ご多忙の折、選考を行っていただきました皆様、そして推薦書を書いて下さった黒田一幸教授に厚く御礼申し上げます。
 面接の感想を述べさせていただきますと、非常に印象深い面接でした。申請書には修士課程および博士課程の研究計画を書いたのですが、それについて次々と専門的な質問が飛び交い、答えるのに必死でした。面接官の方々は専門外であろうにもかかわらず、その鋭い質問には驚く限りでありました。また、それらの質疑応答を通し、私自身も本当に勉強になりました。
 現在、私は無機物と有機物をナノレベルで複合化したハイブリッド材料の研究を行っております。特に、層状物質の層間を種々の有機分子で修飾することで、無機種と有機種が二次元的に交互に積層したナノ構造体を合成しています。この研究をさらに発展させるために博士課程でもさらに精進していきます。

 私は昨年度も採用していただき、二年連続の採用であります。皆様の期待を改めて自覚し、身の引き締まる思いです。応化会への貢献を今後も精力的に行い、次世代の応化会の活性化を担っていく所存です。



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福田 知広(竜田研 M2)

 この度は,2007年度早稲田応用化学会給付奨学生として採用していただき,審査をしてくださいました推薦委員会の皆様や本奨学金制度に協賛して御寄付をしてくださった方々をはじめ,応用化学会にご尽力していただいている皆様方に厚く御礼申し上げます。博士進学にあたり経済的な事情で不安をもつ私のような学生に対し,チャンスを与えてくださったことに感謝すると同時に,強く責任を感じています。今後、より一層研鑽を積んでいきたいと思います。
 また、先輩方と交流できるこの機会を日々の研究活動に欠かせないスパイスの一つとして活用していきたいです。現在私は、抗癌作用を有する天然生理活性物質の全合成研究を行っておりますが、社会に広く興味を持ち、それを研究テーマや今後の進路に反映していくことは、必要不可欠な素養だと思います。将来は、応用化学会の諸先輩方のように社会にその成果を還元し、後進を育成するためのお役に立ちたいと考えております。
 最後になりますが、このような機会を与えてくださった応用化学会の皆様に重ねて御礼申し上げます。



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小保方 晴子(常田研 M2)

 小保方晴子私は幼き頃より、研究者を志し、特に再生医療に強い興味を持っておりました。また、早稲田大学応用化学科にはAO入試と言う特別入試枠で入学いたしました。そのときの面接において応用化学科の先生方が私の夢に真剣に耳を傾けてくださったことに感激し、これまで目標を見失わず大学生活を過ごすことができました。今回の面接においても、応化会OBの代表である選考委員のみなさまが私の未熟な考えを温かく受け入れてくださったこと、このご恩を忘れず、日々の研究に更に精進してまいりたいと考えております。
 現在、応用化学科のOBである東京女子医科大学岡野光夫教授との共同研究の下、かねてから希望していた再生医療の研究を行っています。日々の研究生活は非常に充実しており、このような環境を与えてくださったOBのみなさまには感謝の気持ちが募る一方でございます。
 博士後期過程進学後は、応援してくださるみなさまのお心に応えるべく、また応用化学会の更なる発展に少しでも寄与できるよう日々努力してまいります。このたびは本当にありがとうございました。



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中島 聡(西出研 M2)

 この度、2007年度応化会給付奨学生として採用して頂き身に余る光栄であると同時に、ご多忙の中、選考を行っていただきました推薦委員会委員の皆様、さらには応用化学会給付奨学金に御寄付いただいた応化会の皆様に厚く御礼申し上げます。
 今後は応化会給付奨学生の名に恥じぬよう、よりいっそう勉学、研究に励んでいく所存であります。
 私は現在水素結合を用い、ラジカルとの融合を進める研究をおこなっています。有機合成から、電気化学測定、物性評価等幅広い知識が必要であると痛感していますが、恵まれた環境の中で、着実な進歩を実感しております。このような環境を整えてくださった諸先輩方に大きな感謝をすると共に、その期待に応えなければという責任を強く感じています。博士後期課程進学後は早稲田応用化学会の更なる活躍、発展に微力ながら貢献していければと思います。
最後に、早稲田応用化学会の皆様には重ねて御礼申し上げます。  



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