2014年度給付奨学生からのメッセージ

定岡 佑典(本間研究室修士課程2年)

  この度は、2014年度早稲田応用化学会給付奨学生として採用して頂き、誠にありがとうございます。選考にあたり、御多忙の中お時間を割いて下さった選考委員の皆様方、ならびに本奨学金に寄付して下さった皆様方に厚く御礼申し上げます。本奨学金は皆様からのご寄付と応用化学会の財源から捻出されたものであるということを心に留め、皆様のご期待に添えるよう日々努力していこうと思います。

現在、私は磁性めっき金属の析出反応について、量子化学計算を用いた理論解析を行っています。めっき反応の反応機構は未だに不明瞭な部分が多く、その理論解析は多くの困難が伴いますが、未知のものを解き明かしていくおもしろさを感じるとともに、得られた結果について仲間達と深く議論できる環境を素晴らしいと感じています。
 博士後期過程進学後は、早稲田応用化学会の更なる発展に微力ながら貢献していきたいと考えています。また、社会に貢献できる人材として成長することを目標に精進して参りますので、皆様方のご指導およびご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
最後に、繰り返しになりますが、早稲田応用化学会の皆様に厚く御礼申し上げます。


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比護 拓馬(関根研究室)

 この度は、2014年度早稲田応用化学会給付奨学生として採用していただき、深く感謝いたしております。選考にあたり、貴重なお時間を割いていただきました推薦委員会の皆様方、またご支援いただいた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。諸先輩方の御尽力により設立され、応用化学会の貴重な財源から捻出されるのが本奨学金です。奨学生の責任と自覚をもって学問に励んでいく所存です。

 現在、私は関根研究室にて芳香族炭化水素の水蒸気改質による水素製造というテーマで研究を行っております。赤外分光をはじめとする分光分析を駆使して本研究室で開発した水蒸気改質触媒の反応機構解析を行っております。今後も解析を進めていくとともに、それによって得られた知見を活かして望みの機能を持つ触媒を開発していきたいと考えております。

博士課程では応用化学科で身につけた知を形にしていくことで社会に貢献できる人材となるべく精進し、微力ではありますが応用化学会の発展にも貢献していければと思います。 最後になりますが、応用化学会の皆様に重ねて御礼申し上げます。


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山田 雅之(松方研究室)

 この度は、2014年度応用化学会給付奨学生として採用していただき、誠にありがとうございます。
ご多忙の中、選考に時間を割いていただきました選考委員の方々、また本奨学金の設立・維持にご尽力いただいております諸先輩方に厚く御礼申し上げます。
偉大な諸先輩方が名を連ねる奨学生に推薦いただけたことは身に余る光栄であり、それに恥じない学生となれるよう心を新たに精進する所存です。

現在私は、ディーゼル車排ガス中の白煙低減というテーマで研究を行っております。 白煙は世界的に規制や評価方法が無く、これをいち早く解決することは日本製のディーゼル車が国際市場を牽引するための重要なファクターとなります。
本テーマは産・官・学から化学・機械工学等様々な分野の研究者が参加する大きなプロジェクトです。
自身の視野の狭さ、知識の少なさを痛感する毎日でありますが、常に新たな刺激を受けて充実した日々を送っております。
このような恵まれた環境を整えてくださった方々への感謝の意を忘れず、博士課程進学後は応用化学会の更なる発展に微力ながら貢献していければと思います。

最後に、早稲田応用化学会の皆様に重ねて御礼申し上げます。


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佐藤 陽日(細川研究室)

この度は、2014年度早稲田大学応用化学会奨学生として採用して頂きまして、誠に有難うございます。ご多忙の折に選考して頂きました推薦委員の皆様方、 本奨学金のためにご尽力賜りました諸先輩方、ならびに応用化学科の先生方に厚く御礼申し上げます。先輩方からの御寄付、また応用化学会の貴重な財源より捻 出された本奨学金を賜ることになり、大変光栄であると同時に身の引き締まる思いを感じております。本奨学金と応用化学科の理念を心にとどめ、奨学生として の自覚を持ち、将来を見据えながらより一層研究生活・勉学共に邁進していく所存でございます。。

 現在私は有機化学の分野において、ポリケチド骨格を短工程かつ高立体選択的に構築可能とするための、遠隔不斉誘導反応の開発研究を行っておりま す。ポリケチド骨格は、生物活性物質となる天然物に多く含有されている構造であり、活性の多様性や不斉炭素の多さから様々な面より研究がなされています。 そのため今後の天然物の研究において、本研究は大変有用なものになると考えております。本研究にあたって立体発現のメカニズムや遷移状態などを考える思考 力や、反応条件を変えた場合に観察する洞察力が必要となり自身の未熟さを感じることも多々ありますが、その一方で実験と向き合う楽しさや新しい発見と出会う魅力に引き込まれ、充実した研究生活を送っております。 。

 御支援下さいました皆様のご期待に応えられるよう今後とも精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。最後に、早稲田応用化学会の皆様方に重ねて御礼申し上げます


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