「先輩からのメッセージ2014」開催報告

2014年1月18日(土)第六回 フォーラム「先輩からのメッセージ2014」を開催しました。
その概要をここに報告いたします。

早稲田応用化学会のホームページには学生向けのコンテンツの一つとして「企業ガイダンス」掲載欄を設けており、現在62社に参加いただいている。本年も掲載企業に「先輩からのメッセージ2014」に参加のお願いをしたところ、日本を代表する化学系を中心とした54社から賛同を得て第六回開催の運びとなった。
環境の変化が一段とスピードアップしているビジネス現場の第一線で活躍中の身近な世代の先輩がそれぞれの企業の特徴、ビジネスモデル、講演者自身のビジネスライフの様態、キャリア開発の実績、求められる人材像など、限られた時間内でコンパクトにまとめて講演いただいた。企業からの参加者は、講演者・同行者を合わせて130名と大幅に増え、学生の参加者は、昨年を若干下回ったものの200名を超える盛会となった。参加者の傾向としては昨年とは反対に、就職活動を間近に控えた修士1年生が132名と前年の80%に止まったが、反面学部生は57名と前年を24%上回った。会場は参加企業の増加を勘案して昨年同様に5教室とし、前半と後半の2部制にして各社2回の講演を行う方式を踏襲、参加学生が希望する企業の講演を可能な限り聴講できるよう配慮した。
フォーラム開始前のオリエンテーションでは、主催者を代表して下井副会長の挨拶、教室を代表して菅原教授から参加企業への感謝と講演についての注意・お願い事項の説明後、13:00より5会場で一斉に講演がスタートした。 また、別教室では特別講演として西出宏之教授による「先進理工学部・研究科 ―先進のその先へ―-」を、桐村主任教授による「応用化学科の現状と展望 ―役立つ化学、役立てる化学―-」をそれぞれ2回ご講演いただいた。

講演会終了後、参加企業在籍のOB・OGおよび同行者を囲んで懇親会を催した。主催者を代表して河村会長から参加企業への御礼の挨拶と、桐村主任教授の乾杯発声をかわきりに懇親を深めた。途中司会者から出席された教員の紹介と各人のご挨拶があり、その後もフォーラムの延長となる学生と企業との質疑応答を含めて話しが弾み、会場は熱気に溢れて談笑が絶えなかった。今年も昨年同様に懇親会の終了予定時間になっても先輩を囲む輪が途切れないため、度々時間を延長するほど活況を呈していた。参加した多くの学生にとっては、昼間のフォーラムそして夜の懇親会を通して日常の学習、研究に加えて将来の進路決定への貴重なアドバイスを先輩諸氏から頂戴し、学ぶべき点が多かったものと確信している。三浦副会長の中締めの挨拶をもって全プログラムを成功裏に終了した。



当日の写真集(会場・教室風景、ショートトークの模様、懇親会のスナップ写真はこちら


今回のフォーラムに賛同、ご支援いただいた企業および熱意溢れる講演と、懇親会場における後輩を思いやる親身なアドバイスをいただいた先輩ならびに、同行された関係者の皆様にはこの場をお借りしてあらためて厚く御礼申し上げます。

(文責 交流委員会 写真 広報委員会)
付記

△ページトップへ戻る