第16回、2013年度第3回早桜会懇話会の報告

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第16回、2013年度第3回早桜会懇話会を3月8日(土)15:00〜17:00大阪中央電気倶楽部で開催しました。今回の講師は、株式会社ダイセルの島圭介氏(98年卒)で、「セルロースに関するよもやま話」と題して、身近な素材としてのセルロースの魅力と活用について、講演いただきました。


講師の島圭介氏

講師は2000年の入社以来、一貫してプロセス開発に携わっております。現在はセルロース誘導体の新規開発、プロセス開発等に携わっております。

まずセルロースの一般的な物性や、特徴、役割等のお話から、工業用として使用されているセルロースとして、木材から精製するパルプや、綿花の種子の産毛から製造するリンターについて、その種類や、その製造方法についてお話されました。

次にそのセルロースを原料とした歴史上初となる熱可塑性樹脂、セルロイドについて、今や懐かしいセルロイド製の製品の写真共に、また、日本における開発の裏話も含めてお話頂き、最後に講師が担当している様々なセルロース誘導体について、置換基やその分布が異なるだけで全く異なる物性や機能を示すことを興味深く解説されました。

最後にセルロースとは「古くて(140年の歴史)、新しい(光学表示素材などの先端分野で使用されている)素材」で、身近な物質ではあるが、まだまだ可能性がある、魅力的な素材であることをお話して、講演を結ばれました。 聴講者にとっても非常に懐かしい素材の話もあり、興味深く聞くことができました。



懇話会終了後は、いつもの居酒屋に席を移して懇親会を開催し、和やかな雰囲気のもと、いつものように楽しい時間をすごしました。

出席者
津田實(新7回)、井上征四郎(新12回)、前田泰昭(新14回)、岩本晧夫(大修15回)、市橋宏(新17回)、井上昭夫(新17回)、土谷一雄(新26回)、岡野泰則(新33回)、脇田哲也(新36回)、島圭介(新48回)、數田昭典(新51回)、澤村健一(新53回)、加藤真裕(新56回)、陳鴻(新59回)

(田中航次 記)

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