「ウロウロ会」(応化36卒生囲碁会)

2013年の活動状況

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ウロウロ会忘年会(平成25年12月20日 金曜日)

 本会は、10年前に有志の呼び掛けで発足し、昨年12月で132回を迎えました。会員のほとんどは、すでに高齢者入りしましたが、月一回の例会は続いています。
発足以来、JX六本木クラブがその会場になっていると言っていいのですが、会員の中には例会への出席を少々負担に感じる者が出ているのは否めません。それでも、本会を最優先して5名の会員は、今年度の例会への出席をすでに決めており、熱意のほどが窺われます。年齢を重ねると致し方ないかも知れませんが、昨年度に2名の会員を失い、残念な思いをしました。
忘年会を兼ねた12月の例会では、昼の部(囲碁を打つ)、夜の部(酒を飲む)を通して隆盛時に比べると、出席者は半減以下の8名に留まり、いささか寂しさを覚えました。出席者は、誰しもが「欣遊 暢神(きんゆう ちょうしん)」即ち、楽しく遊んで精神をゆったりさせて癒すという心意気で臨んでいるのは、今も変わりありません。
本会が、これからも末長く続くのを会員共通の願いとしています。

対局風景


最後に、例会後に寄せられた会員からの作品を紹介します。

1) 故人となった会員を偲んで  ― 五行歌 ―

	ポリエチレンの緩衝材を                  (世古口 健 作)
	プチプチつぶすように
	元気だった同期生を
	つぎつぎと連れ去る
	抗(あらが)いがたい幽体

2) 元旦に寄せて          ― 同上 ―

	元旦といっても                      (   同上  )
	普通の一日
	になっている生活を
	孫たちが
	かき混ぜに来る

3) 囲碁に因んで          ― 狂歌 ― 

	巧い石 巧く打てれば 美味い年              (岡野 毅 作)
	倦(う)まず弛(たゆ)まず うまし夢見し

4)   同上              ― 川柳 ―

	対局を 終えて至福の 酒交わす              (江崎 友康 作)
(文:江崎 友康、写真;柴田 隆治)