同門会便り

高研会第54回総会開催報告

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高分子化学研究室(西出宏之 教授・小柳津研一 准教授)では毎年早春「高研会」総会の名称でOB会を開催しています。本年は2011年1月8日(土)17:00-19:00、大隈会館にて開催し、中曽根名誉会長(昭21卒・旧26回)を含め80名近くのご参加を頂きました。会長に就任された赤真正人(昭56卒・新30回)様の新年のご挨拶と、中曽根名誉会長の乾杯の御発声で開会いたしました。

本年度の学術分野での活躍を祝して、先進理工学部長に就任された西出宏之教授および日本化学会化学技術賞を受賞されたJSR西川通則(昭63卒・新37回)様へ花束が贈呈されました。贈呈の際、西川様より将来企業で研究する後輩へ向け、本質を見据えた粘り強さの重要性について、はじめは注目されず細々とした分野の研究も時代が追いつけば事業的な成功がついてくるというご経験を交えて、スピーチいただきました。

また、産業分野でご活躍された方々を代表して、執行役員に就任された資生堂の坂井 透(昭57卒・新31回)様、DICグラフィックの笠井 正紀(昭54卒・新28回)様に記念品が贈呈されました。お二方がそれぞれ、研究を成功するためには「技術」、「縁」が大切であるとご助言くださり、学生が現在の研究室活動の意義を再確認する機会となりました。会員を代表した近況のご報告の際には日本赤十字血液事業部の伴野丞計様が、事業内容と合わせて、直接指導した後輩である西出教授の当時の研究の様子についてご紹介されました。


坂井様花束贈呈

笠井様スピーチ

坂井様スピーチ

歓談においても会は大いに盛り上がり、研究室の新学位取得者の紹介、篠原 功記念奨学金の授与が行われ、校歌斉唱・エールで締め、常見宏一副会長(昭58卒・新32回)の挨拶で閉会しました。学生、卒業生が年代を超えて交流できる一年に一度の貴重な会となりました。次回は2012年1月14日(土)の開催を予定しております。お忙しい中、ご参集いただきました卒業生・在校生各位に深く感謝いたします。


修士学生と先輩

ご歓談1

ご歓談2

ご歓談3
高研会幹事 博士課程2年 崔 源成