逢坂 哲彌教授が、ECS(米国電気化学会)副会長に就任されました。

逢坂哲彌教授が、カナダ、バンクーバーで開催されたECS(米国電気化学会第217回国際会合、2010年4月25日から4月30日)において日本人初の副会長(The third Vice-President)に選任され、本年5月1日に就任されました。(ECS_HP(こちら)の「ECS Board of Directors」参照)

2011年はthe Second Vice-President, 2012年にSenior Vice-Presidentとなり、いよいよ2013年にはPresidentに就任することになります。今後のご活躍がますます期待されます。先生いわく、「今回のECSがVice Presidentの見習いの最初で各種委員会に陪席、理事会を英語で裁くのにはしみじみと大変だなと感じたりしましたが、5月1日から Vice President スタートになり、これも日本人初のことであり、光栄を感じています。」とのこと。


ご講演の様子
さて、同学会で逢坂教授は、このたび退任するProf. Richard C. Alkire(University of Illinois)の引退記念SymposiumのSession 1においてEstablishment of Electrochemical Device Engineering 」と題するKey note presentationをされました。
その内容は、逢坂哲彌教授がスタートさせた科学研究費補助金特別推進研究「電気化学デバイス工学の確立と深化、」(平成20年度採択)を中心にご自身が進めてきた今までの電気化学ナノテクノロジーをもとにした電気化学デバイス工学の確立について講演され、いかに電気化学が、実用化を踏まえた研究に有効であるかを示されました。(詳細はECSのHPからのpdf参照 →こちら

(文責 広報委員会)